2009年09月19日

「ピーナッツバター殺人事件」コリン・ホルト・ソーヤー

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「ピーナッツバター殺人事件」コリン・ホルト・ソーヤー
"The Peanut Butter Murders" by Corinne Holt Sawyer
東京創元社 税込987円 ISBN: 4-488-20305-1
  列車に轢かれて死んでいた男は、生前に高級老人ホーム〈海の上のカムデン〉の住人と親交があった。被害者の人となりを把握したいマーティネス警部補からじきじきに頼まれ、いつも以上に張り切って聞きこみを始めるアンジェラたち。当然、探偵活動はそれだけで済むはずもなく、過激に暴走していくのであった。ロビーには新顔のインコ、おなじみ老人探偵団にも新メンバーが加わって、ますます快調ユーモア推理シリーズ第四弾! 
解説=光原百合

あとがき

 本の見本が届いて,表紙を見て、大爆笑。う〜む。画伯、ますますのってますね。
 タイトルを決める時,「ピーナッツバターという単語は生かしたいよね」という事で,意見は一致しましたが、ここからが難航。
「なにかひねったものを」という編集部の要望だったらしいのですが、どう考えても無理。
 だって<ピーナッツバター>という単語で字数を消費しすぎているので、あまりながなが続けたら背表紙がもたないよね〜。
 そんなわけで、あの名曲「りんご殺人事件」みたいなノリでいこう、とこのタイトルに落ち着きました。
 おそろしいことに、ピーナッツバターはいっさい事件に関係していません。どんなだ、とお思いでしょ? それは読んでのおたのしみ〜。(商売上手)
 読み返してみて、「う〜む、ここの句読点はいらなかったな。増刷の時にこっそりなおしてもらおうか」などとチェックを入れていて、あらためて気がつきました。
 ほんとだ〜。秋の庭にピンクのあじさいが咲いている〜。カリフォルニアの秋って、へん。
 キャレドニアもアンジェラも超元気です。やばいです。へたすると、わたしよりも体力あるかもしれません。
 今回は光原百合さんが解説を書いてくださいました。どうもありがとうございました。<カムデン>のメンバーたちの大ファンでいらっしゃるそうで、ううっ、ぷ、ぷれっしゃーが。

 ではでは、次作もどうぞごひいきに。
posted by ゆき at 19:59| 東京 ☀| コリン・ホルト・ソーヤー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする