ローマ帽子の謎【新訳版】
エラリー・クイーン
創元推理文庫
本体価格:940円
Cコード:C0197
文庫コード:M-ク-1-5
初版:2011年8月31日
ISBN:978-4-488-10436-8
内容紹介
新作劇〈ピストル騒動〉上演中のローマ劇場の客席で、弁護士のフィールド氏が何者かに毒殺された。現場から被害者のシルクハットが消えていたことを手がかりに、ニューヨーク市警きっての腕ききリチャード・クイーン警視と、その息子で推理小説作家のエラリー・クイーンのふたりが難事件に挑む! 本格ミステリの巨匠クイーンのデビュー作にして、“読者への挑戦状”を掲げた〈国名シリーズ〉第一弾の傑作長編。解説=有栖川有栖
エラリー・クイーン
アメリカの作家。フレデリック・ダネイ(1905‐82)とマンフレッド・B・リー(1905‐71)の、いとこ同士による合同ペンネーム。1929年、出版社のコンテストに投じた長編『ローマ帽子の謎』でデビュー。同書を第一作とする〈国名シリーズ〉と、当初はバーナビー・ロス名義で発表されたドルリー・レーン四部作でミステリ界に不動の地位を得る。その後も作者と同名の名探偵が活躍する傑作をいくつも著し、ダネイは雑誌〈エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン〉で多数の作家を世に送り出したほか、ミステリ研究者、アンソロジストとしても功績を残した。「アメリカの推理小説そのもの」と評された、巨匠中の巨匠である。
posted by ゆき at 12:01| 東京 ☀|
エラリー・クイーン
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